当事業所は、平成13年4月1日に身体障害者通所授産施設として開所し、当初は農業と請負作業が中心でした。H21年度より惣菜加工・菓子製造を本格稼働し、平成24年度、徳島県より就労支援設備整備の助成を受け、「食彩工房かがやき」にて、弁当・菓子の製造・販売を開始しました。販路先の拡大と商品の安定供給、商品開発等を目指し、一般消費者から認められる商品作りを心掛けています。更には、ご利用者と職員のモチベーションアップはもとより、製造等スキルの習得、改善手法を用いた検討会の実施により、工賃向上に繋げていくことを目的とし、なかでも、「食彩工房かがやき」における地域資源を生かした魅力ある食材を「地域ブランド化」する美味しいスウイーツやお弁当の製造販売、地域の方々とのコミュニケーションを図る「きららカフェ」の活動、在宅高齢者の家にお届けする移動販売車「彩市場かがやき号」などの活動は、障がいのある方が働くことの意義や喜びを共にし、地域を支える社会の一員としての役割を担っています。毎月「きららカフェ交流会」では、季節に合わせたイベントを実施し、食事の提供や居場所づくりとして「子ども食堂」を同時開催しています。交流会等を通じて、今後も地域福祉の拠点としての役割を果たしていきたいです。