○引き続き主力の椎茸栽培を強化する。菌床ボタ木を製造しているが資材の高騰が収支に影響を及ぼしている。資金力の乏しいNPOなので設備投資が出来ない中、限られたスペースでの培養や発生を行っている。扱っている菌床ボタ木の約8割は、椎茸会社の廃菌床で賄っている。椎茸会社も電気代と資材の高騰で経営が困難になって廃業に追い込まれている現状がある。コロナ前に比べて厳しい条件下ではあるが複数の椎茸会社と連携しながら取り組んでいる。課題は廃菌床の品質が悪くなり発生量が少なくなったこと。
○食品工房「モンテ」は、10年が経過し椎茸の6次産業化としてパウダー入りのヘルシーなお菓子を製造している。固定客があり現状を維持出来ている。
○紅ハルカ芋を栽培し「干し芋」に加工している。本場の茨城産に劣らない味で固定客がついている。
○センター作業所は障害の重い人の仕事として設立時より造花の組立やちぎり作業をしている。収益率の低い委託作業だけれど大切な仕事として取り組んでいる。