知的障害者の通所授産施設「れもん」の分場として開設し、その後「就労移行」「就労継続支援B型」「生活介護」のサービスを提供する多機能施設として独立した。「就労移行」サービスは地域のニーズに合わせて現在は休止している。
委託作業を中心に活動していたが、現在は、企業実習や自主生産活動にも取り組んでいる。企業実習では、将来的に一般就労を目指す利用者、また一般就労は難しいが職員の支援のもと企業にて働くことが可能な利用者が参加し、より実践的な環境の中で社会体験ができるよう支援している。
自主生産では、元々は余暇活動の一つとして始めた陶芸は、B型利用者が携わり、現在は商品として確立されている。ペーパービーズのアクセサリー制作は最近注目を集め始めており、利用者が楽しみながら作品を制作できる活動となっている。
B型利用者の多くは、基本的に毎日休むことなく出勤しているが、中には精神障害の方で毎日の出勤が難しい場合もある。