除草作業

地球にやさしい再生可能エネルギーを作る企業と共に             除草作業で環境負荷低減に貢献

 私達、ふぁみりーあっぷでは、主に農業の仕事をしています。自作農の野菜や近隣の農家さんから収穫された野菜の袋詰め作業を行っており、昨年からは野菜チップスの6次化開発も進めています。施設外就労では、清掃作業や海苔の火入れ作業等に各企業様へ行っています。また、弁当の製造もしており、マルシェや市役所で対面販売や注文販売を行っています。

 このようにさまざまな仕事をしているのですが、利用者さんの賃金(給料)をもっと上げていくために現在している作業の他に通年できる仕事が何かないかなと探していたところ、゛あわのわーく"の「お仕事を探す」で、あたらしやアグリバイオ株式会社様のソーラーパネル下等除草作業の募集を見つけました。

 あたらしやアグリバイオ株式会社様は、2016年より徳島県で農業に取り組み、発電施設の用地を活用した営農ビジネス・薬草ビジネス・ウェルネス分野にも参入されています。営農型太陽光発電所で地球にやさしい方法で再生可能エネルギーを作ることで、日本のエネルギー自給率アップと環境負荷低減に貢献しています。担当者の方は「以前にも、障がい者就労支援施設と連携し、除草作業の依頼をした経験があり、その時に従業員の負担軽減がとても有益であった。」と話されていました。そのことから、他の圃場も障がい者就労支援施設に作業をお願いしたいと思われたそうです。圃場(1978㎡)では無農薬・無化学肥料の「どくだみ」を栽培(年間3~4回収穫)しているため、圃場全体の除草作業は草刈り機では作業できないそうで、根気が必要な手作業による除草は収穫前の重要な作業であるとも話されていました。

 当事業所の軸となる農業を営む上で、除草作業は常に行う大切な作業になり、普段から利用者と支援員が協力して作業にあたっています。今回のお仕事は、そのノウハウを生かすことができる作業だと思い、実際に作業場所と圃場を確認し、その後、再び作業されている様子を見学し、企業様との契約を経て、7月から作業を開始しています。

 当事業所から作業場所が近いので、時間を見つけては現地に赴き、作業を行っています。今年は猛暑で作業がなかなか捗らないこともありましたが、私達の作業が未来の地球を守ることに少しでも貢献できることを信じて、そして、限りある資源の有効活用の一助になるように取り組んでいます。

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発注いただいた企業さま